2012年2月27日月曜日

仕事留学

最近、日本の企業が海外に目を向け始めていることが伺えます。これはとてもいいことだと思います。しかし、海外で日本企業が成功するには今、日本の企業が取り組まなければならないことがあります。

昨日、あるテレビ番組では、日本人は他惑星の生き物のような扱いを受けました。このことは外国人なら皆そう思うでしょう。日本人は礼儀正しく、掟を守る人々です。日本はまるで別世界です。アメリカ人の友達いわく、日本はすべてのものがあるべき場所にある世界唯一の国です。

日本人のこの礼儀正しさが今後の日本の企業の海外進出を阻むのではないかと思います。母国ではこんな話があります。”ある、知らない場所に行ってそこの人々が頭で歩いていたら、皆馬鹿だと思うのではなく。頭で歩いていない自分が馬鹿なのだ。”

日本企業の海外進出については韓国のSamsung電機の例は使えるのではないかと思います。社員に仕事留学をさせることです。人々の価値観を捉えることが海外進出の鍵ではないかと思います。

井戸の中いる日本人は世界の人々が日本のようであると思えば、失敗します。

日本はどこに向かっているのでしょうか?

日本は素晴らしい国ということは世界のどこでも、世界の誰もが認める事実である。自分も来日してこのことを改めて実際に実感して納得だった。しかし、今はその日本がどこに向かっているか、どうしようとしているのかはまったく不明で読めない。迷走を続けている政治家軍団、日本の国会の議論は子供話でもましなくらいくだらいない。日本の企業のマネジメントとマーケティング能力のなさで今、俵に足が掛りっぱなしでこのままでは日本の経済は一溜まりもないだろう?

後輩いわく、”日本は本当にかわいそう。” 彼のこの発言には同感である。何が起きているのか?日本みたいに、これほどブランド力がある企業が集中している国はないだろう。Toyota, Toshiba, Sharp, Sony, Panasonic, Mazda, Honda, Nintendo, National, NEC, Fujitsu, Casio, Mitsubishi, Yamaha, Suzuki, Yokohama, Bridgestone, Nissan, Hitachi, SEIKO, etc …

これらすべてのブランドは世界のどこ行っても、誰もがすくなくとも10個以上は知っている。例えば、母国コートジボワールでは、高校理工系卒業の学生はCasioかSharpは早いころから分かるのである。電卓として皆だいたいは使っているからである。

日本の企業はブランドを守るために何をしているのだろうか?模倣品が増える中、井戸の中の蛙の用にまったく無関心なふうに見える。例えば、Toshibaが模倣品のToshibaのパソコンが出回っていることに対して何をしたのかを知りたい。
本当にもったいなくてしょうがないと私たちは思っている。監視方法はいくらでもあります。戦略として重要とマネジメントの人が思うだけである。

リスクゼロ日本

電子部品の製作会社に働いている後輩の話だが、ある大手企業に新製作部品をプレゼンしにいった時のことだった。製品をのプレゼンが終わった時にそこの責任者の質問はこれ。

”これ、採用された他の企業がありますか。”

この質問に後輩は唖然したといいます。私はこう言ってやりたかった。
”他で採用されていれば、お前はこの話を聞く意味があるか?”

この責任者のこの質問こそ日本の社会の本当の姿のではないだろうか?
”リスクゼロ社会。”絶対最初の一歩を踏まない。

日本は変われる

このブログは日本での留学を得た、今、日本に働いているアフリカのコートジボワール人が書いているもの。

このブログは私が日本の社会を見て、いろいろ思い、いろいろ考え、いろいろ言いたくなったことのまとめたものである。

きついことも言うかもしれないが、基本的私もいい方向にものごとを載せたい気持ちが強いことを理解していただければ幸い。このブログを議論の場にして、私の場合は日本とアフリカを初め、コートジボワールとの今後の調和、強力関係を築くことに携われればと思う。ここで議論をして、アイデアを出して、これが変化の出発点になることを強く望んでいる。そで、質問や指摘などをぶつけていただきたい。

実際会って話をすることを受け付けるので、声をかけてください。

では始めよう!