2012年2月27日月曜日

リスクゼロ日本

電子部品の製作会社に働いている後輩の話だが、ある大手企業に新製作部品をプレゼンしにいった時のことだった。製品をのプレゼンが終わった時にそこの責任者の質問はこれ。

”これ、採用された他の企業がありますか。”

この質問に後輩は唖然したといいます。私はこう言ってやりたかった。
”他で採用されていれば、お前はこの話を聞く意味があるか?”

この責任者のこの質問こそ日本の社会の本当の姿のではないだろうか?
”リスクゼロ社会。”絶対最初の一歩を踏まない。

1 件のコメント:

  1. はじめまして、ポジアフ参加者+2002年に1年コートジボワールに滞在していた者です。
    まず、これだけ日本語が達者なイボイリアンがいることに驚き、そして嬉しく思いました。

    さて、私の感想ですが、日本人であっても同意見です。
    特に「リスクを負わない」、この事はかなりの人がそうだなと感じます。

    そう感じていながら、自分自身も「リスクを負わない、負う勇気がない」に、意識していないと傾いてしまいます。
    特に主人がアフリカ人なので、日ごろからそう感じています。

    何か、とても大きなきっかけや動機がないと、この体質から抜けることは難しい、日本人の気質だと思います。

    それは、マイナスでもあるけれど、日本人のよい所でもあると思います。
    ただ、今の世界のグローバルな流れには確実に乗り遅れるし、すでにかなり遅れていますよね。

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